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インポスター症候群とは?当てはまる人の特徴や対処法を解説

インポスター症候群とは?当てはまる人の特徴や対処法を解説

Work

2023/2/20

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インポスター症候群とは?当てはまる人の特徴や対処法を解説
インポスター症候群とは?当てはまる人の特徴や対処法を解説

インポスター症候群をご存じですか?

 

インポスター症候群をご存じですか?

 

「インポスター症候群」という言葉をご存じでしょうか?これは、優秀で実力があるにも関わらず、本人としてはそれを自覚することができず、不当な評価を得ているのではないかと感じてしまう、心理的傾向や状態のことです。

 

近年、有名なハリウッドセレブもインポスター症候群だったと公表しています。

 

今回は、そんなインポスター症候群とは何か、その定義や対処法などをご紹介します。

インポスター症候群とは何か?

 

インポスター症候群とは何か?

 
インポスター症候群とは何か?

インポスター(imposter)とは、「詐欺師」や「偽者」という意味の言葉で、自分を過小評価し、ビジネスなどで成功できたのは自分の実力ではなく運が良かっただけ、すべて周囲のおかげで成功できたと感じてしまうことです。

 

インポスター症候群は「症候群(syndrome)」と表現されますが、あくまでも心理的な傾向のことです。

 

初めて報告されたのは、今から40年ほど前の1978年。心理学者のポーリン・R・クランスとスザンヌ・A・アイムスが、社会的に成功した150名の女性を対象に調査をしたところ、多くの人が「自分がこんなに成功をしたことが信じられない。周りの人たちをだましているようで、本当は自分に能力がないことがばれてしまうのではないかと不安だ」と感じていることが分かりました。

 

こうした経緯から当初、インポスター症候群は女性に多い心理的な傾向だと考えられていました。しかし、その後の調査や研究により、インポスター症候群は性別に関わらず、また成功体験のある/なしにも関わらず、誰にでも生じる可能性がある心の状態や傾向であることが、明らかになっています。

なぜインポスター症候群に陥ってしまうのか

 

なぜインポスター症候群に陥ってしまうのか

 
なぜインポスター症候群に陥ってしまうのか

インポスター症候群の人は、自分自身に対する評価が低く、マイナス思考になることが少なくありません。また、何ごとにも必要以上に遠慮しがちで、自分を過剰に卑下するような発言や行動が見られることがあります。そのため、過度に失敗を恐れて、チャレンジを避けるようになってしまいます。

 

インポスター症候群では、次のような感情が強くなる傾向があるといわれています。

 

・自分の能力のなさが、いつか周りにばれてしまうのではないか?

・仕事や勉強での成功は、自分の力で得たものではない。

・いつか、失敗するのではないか?

・自分の立場や役職は、自分にはもったいない。

・周りの人に評価されほめられるほど、不安や重荷に感じる。

 

このように、インポスター症候群となってしまうきっかけのひとつは、「自分自身が感じている等身大の姿と、自分が理想としている姿や周囲が思っているであろう自分の姿とのギャップ」といわれます。

 

自分をほめて認める気持ち(自己肯定感)が低い人は、自分自身の能力評価を過剰に低く見積もってしまうといわれています。加えて、周囲もそのように自分を見ているのではないかと考えてしまい、周囲からの否定的な評価で傷つくのを避けるため、「自分には能力がない」とさらに卑下してしまう、負のスパイラルに陥ってしまいます。

 

・完璧主義である。

・自己主張やほめられるのが苦手。

・真面目で失敗を恐れる。

 

このように、真面目で優秀な人こそ、インポスター症候群のような経験をしやすいかもしれません。

 

インターネット上ではインポスター症候群のチェックリストもあるので、「もしかしたら……?」と感じた場合は、下記URLの記事も参考にしてみてください。

 

EM Alliance

https://www.emalliance.org/emaforus/essential/individual/imposter

謙遜しすぎず、自分を信じることが大切

 

謙遜しすぎず、自分を信じることが大切

 
謙遜しすぎず、自分を信じることが大切

インポスター症候群はあくまでもその人の心理的な傾向ですので、「もしかしたら、自分はインポスター症候群かもしれない」と感じたとしても、それがストレスとなり、毎日の生活に特に影響していないのであれば、あまり気にすることではありません。しかし、自分の中でインポスター症候群のような気持ちが大きくなってきたときは、一度、客観的に自分の成功体験を見直してみましょう。

 

まずは、自分自身を否定することなく、ありのままの自分を認め、ほめることが大切です。「それが簡単にできれば苦労はしない」と感じてしまうかもしれませんが、大きな仕事の成果である必要はありません。日常的な小さなことで、達成した/成功した自分をほめてあげるようにしましょう。

 

「今日は定時で仕事を終えて家に帰る」「読みたかった本を読む」「簡単な運動をする」「体に良い食材で丁寧に料理を作る」といったように、小さな目標を立て、それを実行し、できた自分をほめてあげる。こうした積み重ねで、少しずつ自己肯定感を高めていくことが効果的です。

 

また、他者からほめられたときにも、謙遜し過ぎず、素直に受けとるよう心がけましょう。ほめられた時は、素直に「ありがとう」と、笑顔で受けとめるようにしてみてください。

 

さらに仕事や人間関係では、自分にも他人にも完璧を求めないことも重要です。「ちょと雑かな……」と感じるくらいでも、特に問題がないのであれば良しと思うことも必要でしょう。

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