パステルカラーを駆使して、甘くて儚い特有の女性美を描き続けたフランスの画家、マリー・ローランサンの生誕140周年を記念して開催されたこの展覧会は、1920年代、パリから世界へとモダン・ファッションを発信した女性デザイナーたちの活躍もご紹介しています。奇しくも同じ年に生まれ、同時代に頭角を現したココ・シャネルとふたりのアート、ファッションを軸に、美しいドレスやデザイン画の展示も。皆さま一点一点をじっくりとご覧になり、早春の渋谷で西洋美術とパリの雰囲気を堪能していただきました。

学芸員によるスペシャルトークも開催しました。第一次世界大戦と第二次世界大戦に挟まれた「狂騒の時代(レザネ・フォル)」のパリで、ピカソやコクトー、マン・レイ、藤田嗣治などの様々な芸術家が花開いた時代、現在でも根強い人気を持つローランサンののびやかなイマジネーションと、その背景をより深く掘り下げる解説をお聞きいただきました。皆様熱心に耳を傾けられ、トークが終わったあとには個別に学芸員に質問をされる方もいらっしゃいました。

今回は受付でお好きな展覧会オリジナルポストカードとの交換、またはドゥ マゴ パリでの喫茶のいずれかを選べるギフト引換券をお渡ししました。
 
ミュージアムショップにて気に入った絵画のポストカードを選ばれ記念にお持ち帰りになる方や、コーヒー・紅茶を飲みながら展覧会の感想などのお話に花を咲かせる方、それぞれが思い思いのひと時を過ごされました。
 
さまざまな企画でカード会員様に特別な体験を提供する「アメックスイベント 知新の扉」シリーズに今後もご期待ください。