studio-L

代表

山崎 亮

 

 

仕事は旅。旅が豊かであることで良い仲間ができる

 

良質なつながりは、豊かな時間を過ごす中から生まれる。

コミュニティデザイナーとして、住民による地域課題の解決を支えてきたstudio-L代表の山崎亮氏は、自身の仕事を“旅”になぞらえる。

 

「年間約50の地域を巡ってずっと移動をしていますので、もうこの仕事はほとんど旅じゃないかと思うんです。そして、この旅が豊かな時間であればあるほど、良い仲間をつくることにもつながるんですよね」

 

一つひとつの“旅”をおろそかにしない。そんな山崎氏だからこそ、“旅”を上質なものにするためにプラチナ・カード®を持ち歩いている。

 

   

 

仕事後は自由に動けるようにしておきたい

日本のまちづくりの先駆者ともいえる山崎氏のもとには、ワークショップや講演の依頼など、多数の相談が舞い込む。出張が重なることも珍しくなく、時には滞在先から帰宅する間もなく次の地域へと旅立つ。

 

特に荷物が増えがちな海外渡航の際には、プラチナ・カードならではのホテルでのレイトチェックアウトや朝食無料などの嬉しいサービスに加え、空港から自宅への「手荷物無料宅配サービス」が助かるという。

 

「本当は一度家に帰って荷物を置きたいんですが、さらに3つくらいの地域を渡ってからでないと帰れないこともあるんです。そんなときに、東京や大阪などの国際空港から自宅にスーツケースを送ってもらうことができるのは、ありがたいですね。たくさんいただいたお土産や使わない荷物をスーツケースにまとめて家に送れば、身軽に移動することができます」

 

しがらみを嫌い、荷物は少しでも軽くする主義。「仕事は1日1件までと決め、その日の仕事が終わったら、会いたい人に会うなど自分がその時やりたいことをする毎日なんですよ」と、あえて身軽に行動できる余白を確保しているのは、そうした余白こそが“旅”の質を左右することを深く理解しているからだ。

 

「やりたいことがあるのに何か別のことをやらなくちゃといけないとなると、身が入らないしストレスにもなります。だから、身軽な時間をなるべく多くつくって、やりたいことができる自由度を担保していますね」

 

 

「効率的すぎない」ことも大切な要素

 

山崎氏はコミュニティデザインについて、「地域の人々が自主的に地域課題を発見・解決できるよう、ワークショップなどの手法を用いて支援していく仕事です。デザインというとハード面を思い浮かべる方も多いですが、ものをつくらずに課題を解決していく行為もデザインであると考えています」と説明する。特に大切にしているのは、「人々の共感を得るようなソフト面のデザイン」。単に効率だけでは語れない部分だ。

 

たとえば、各地で出会った人々との関係づくりにおいてもそれは当てはまる。打ち合わせと食事を兼ねた会食をすることが多いが、そんなときは効率よりもゆったりとコミュニケーションがとれることを意識して店を選ぶ。2人以上で予約すると1人分のコース料金が無料になる「2 for 1ダイニング by 招待日和」※1を利用したレストランは、「静かでリラックスして打ち合わせがしやすいながらも、ビジネスライクな雰囲気になりすぎず、その塩梅がすごく良かったですね」と振り返る。

 

 

「打ち合わせを兼ねていても、ゆったりと構えてスローな食事をしたいんですよ。『2 for 1ダイニング by 招待日和』は、きちんと地元の食材を使っているお店を選べるので、食材のことも話題にしながらおいしい食事を楽しむことができました。コースの中で食べられない食材があったんですが、相談したらすぐに別のものに変えてくれたのもうれしかったです」

 

一緒に食事をとることで場の雰囲気が柔らかくなり、会話が弾む。「地域の課題解決というと、どうしても“正しい話”になってしまいますが、正しさだけだと『いいね!』と仲間が集まる状況はつくりにくい。一方で、おいしいもの、美しいものなどには、みんなが感性で近づいてきてくれるので、そこに楽しさが生まれていくんですよね」。

 

自由なライフスタイルを支えてくれる存在

話を聞いていくと、山崎氏の“旅”の豊かさとは、心のままを大切にする“自由”であることが見えてくる。実は、そんな山崎氏の家族も、それぞれが自由なあり方を重んじるスタンスなのだという。「僕が忙しいときは妻と子どもたちだけで海外に旅行して楽しんでいることもあります」。

 

一緒に行けないときも、プラチナ・カードに付帯する家族カードがあれば、旅行中の保障をはじめ、さまざまなベネフィットが受けられるため安心して送り出せる。「旅行中の事故など、やはり一緒に行っていない分、心配はあります。その点では、家族も含めて保障が充実しているカードを持てるのはありがたいことだと思います」。

 

自身の“旅”はもちろん、大切な家族にもベネフィットを提供するプラチナ・カード。今、山崎氏にとってこのカードはどのような存在なのだろうか。

「プラチナ・カードは、自由なライフスタイルを支えてくれる存在だと思いますね」

 

今後も、コミュニティデザインという仕事を通じ、「声をかけてくれた人に全力でお応えする」と話す山崎氏。最近では福祉やアート、地域で学習機会を提供する社会教育などの分野に関する相談も多いという。つながりの価値が改めて見直される時代、山崎氏の“旅”は、これからも各地のコミュニティに大きな影響を与えていくことだろう。

 

※1「2 for 1ダイニング by 招待日和」
札幌から福岡まで、厳選した国内約200 の人気レストランで、所定のコースを2 人以上で予約・利用すると1 人分のコース料金が無料になります。ハワイやシンガポールなど、一部海外のレストランでもご利用可能で、スマートフォンやPC から24 時間ご予約いただけます。
「プラチナ・カード」のウェブサイトから、本特典専用サイトへアクセスの上、事前登録と予約が必要になります

 

 

山崎 亮(やまざき・りょう)

studio-L 代表

 

1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院修了後、SEN環境計画室を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域課題を住民が解決するためのコミュニティデザインに携わる。島根県隠岐郡海士町の総合振興計画策定をはじめ、まちづくりのワークショップ、建築やランドスケープデザイン、市民参加型のパークマネジメントなど多数のプロジェクトを手掛けている。