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偉人たちの言葉が示す、明日のビジネスの道しるべ

 

 

 

 

偉人たちの言葉
モーリー・ロバートソン

シンデレラの魔法が解けるように

今まで“当たり前”だった様々なものが、物凄いスピードで“当たり前”でなくなってきています。しかも、それは働き方やライフスタイルといった、私たちの生き方そのものに直結しているのです。否応なく進んでいったテレワークは、判子に象徴されるような上層部の既得権益を易々と取っ払い、また残業といった勤務時間に対する価値観さえも無くしてしまいました。「それは本当に必要なのか?」という本質的な問いによって私たちは気づかされ、まるでシンデレラの魔法が解けるように、全てがフラットで合理的な成果主義になりつつあります。この先も続くであろう危機とうまく付き合っていくために、新しい生活様式によるニューノーマル(新しい常識)へと今はシフトチェンジせざるを得ないのです。

 

 

消費のマインドが大きく変わる

スーパーへ行くのもリスクになりうる時代。社会全体が不安定な雇用を迫られるプレカリアートもさらに進むので、安心して使えるお金も減っていきます。間違いなく買い物はよりエッセンシャルなものに移行していき、思いつきの“ダラダラ消費”は姿を消すと思います。通勤途中のコンビニで目についたものを買う生活ではなく、節約料理とご褒美ランチをメリハリつけて楽しむような、実に計画的な“投資型消費”に変化していくでしょう。これは自分のお金をより価値あるものにするため。そして、この投資判断が今後とても重要になっていくのではないでしょうか。実はこのニーズは、オンラインと掛け合わせて大きなビジネスチャンスになると僕は見ています。

 

 

オンラインコンテンツの戦国時代

来たるニューノーマルが成果主義である以上、自分のスキル獲得に投資するのは必然の流れです。そのためのライフハックをオンラインで学ぶことは間違いなくトレンドになるはず。それもお金で資格を買うような生ぬるい講座ではなく、プロ並みの“使えるスキル”を身につけるコンテンツでなければなりません。今はまだ玉石混合ですが、そのプラットフォームの需要を肌で感じます。奇しくも休校となった教育現場についても同様で、モチベーションの高い子どもの成長が青天井であるのに対し、そうでない子どもは暇つぶしに明け暮れ、そこにはどんどん格差が生じています。会社にステイすることが仕事でなくなった大人は大切なお金を何に投資するのか、またどう能動的に変容していくのかを試されていくと思います。

 

 

モーリー・ロバートソン

国際ジャーナリスト、ミュージシャン、コメンテーター、DJといった多彩な分野で活躍。日米双方の教育を受け、1981年に東京大学とハーバード大学に同時に合格。1988年ハーバード大学卒業。「情熱大陸」でフィーチャーされる。現在、NHK総合「所さん大変ですよ!」日本テレビ「スッキリ」等の番組レギュラー出演するなど、多種メディアでも活躍中。