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偉人たちの言葉が示す、明日のビジネスの道しるべ

 

 

 

 

偉人たちの言葉
モーリー・ロバートソン

モーリー・ロバートソン

国際ジャーナリスト、ミュージシャン、コメンテーター、DJといった多彩な分野で活躍。日米双方の教育を受け、1981年に東京大学とハーバード大学に同時に合格。1988年ハーバード大学卒業。「情熱大陸」でフィーチャーされる。現在、NHK総合「所さん大変ですよ!」日本テレビ「スッキリ」等の番組レギュラー出演するなど、多種メディアでも活躍中。

シンプルな2択問題

次のフェーズに向けた危機対策が問われる今。グローバル社会が発展の脇に置いてきた様々な課題の対応を迫られ、世界全体が大きく混乱しているように見えます。しかし、私たちに突きつけられている問題はとても複雑そうに見えて、意外と単純な問いなのではないでしょうか。「変われるか、変われないか」「譲れるか、譲れないか」といったシンプルな2択。自分達の利益のために、しがみついてきたものが立ち行かなくなっているのであれば、ポジティブに手放すべきなのです。変われない理由を何かにかこつけ悪人探しをし、問題を捏ねくり回しているうちに、どんどん時代の隅っこに追いやられていくことでしょう。価値観そのものを変えざるを得ない、そんな時代が到来していると思います。

 

 

不安であれば自分で考える

全てのパラダイムが空中分解してしまい、これまで地道に頑張ってきたことへの見返りや約束を反故にされている状態です。その報われない憤りや不安をどうしたらいいのか。ネットに正解を探しにいったり、誰かのせいにしたりしても、ただ混乱するだけ。不安であれば自分で考え、そして行動する。向かい合う誰かに答えを求めても、今は何も得られないのです。これはライフスタイルにも言えることで、トレンドリーダーを追いかけて自分で考えることが苦手な人にはキツイ時代になるのではないでしょうか。お仕着せでない自分独自の価値をクリエイトできる人、オフロードを自らハンドルを持って運転するような人、そんな人達が主役となってニューエコノミーを創りあげていくのだと思います。

 

 

足るを知る者は富む

これからは海外旅行に行ってご飯食べて買い物してというパッシプ(受動的)な喜びを得るよりも、ジョギングしたり家庭菜園をしたりというアクティブ(能動的)な喜びにシフトしていく気がします。自分の半径1mの幸せにフォーカスしていく感じでしょうか。日々の暮らしの質を豊かにするビジネスは今後ますます伸びるでしょう。但し、世界人口の半分以上は発展途上のままですから、グローバルでのマジョリティ消費に大きな変化は訪れないと思います。ただ、「誰もが欲しくて買いたくなるもの」というファンタジー的価値観はすでになくなっていて、よりパーソナルなものに変わっていることに早く気づくべきです。無理に昔に戻そうとするのではなく、新しい時代に適合するフレキシブルさがポイントかもしれません。