American ExpressAmerican ExpressAmerican ExpressAmerican ExpressAmerican Express

偉人たちの言葉が示す、明日のビジネスの道しるべ

 

 

 

 

偉人たちの言葉
モーリー・ロバートソン

モーリー・ロバートソン

国際ジャーナリスト、ミュージシャン、コメンテーター、DJといった多彩な分野で活躍。日米双方の教育を受け、1981年に東京大学とハーバード大学に同時に合格。1988年ハーバード大学卒業。「情熱大陸」でフィーチャーされる。現在、NHK総合「所さん大変ですよ!」日本テレビ「スッキリ」等の番組レギュラー出演するなど、多種メディアでも活躍中。

成果は遅れてやって来る

未だ続く感染症との闘い。これは中長期にわたって続くとみられ、人の動きや経済とのバランスが今後大きな問題になってきます。これまでの努力によって軌道に乗っていたビジネスも、大きく舵を切らざるを得ないこともあるでしょう。しかも、今までの慣例や成功パターンは意味をなさなくなっています。今は新しく「ゼロ」から「イチ」を生み出さねばならないとき。つまり、創業期と同じマインドでなくてはならないのです。平常時に回してきたようなPDCAサイクルとは質が違うのですから、飽きずに努力し続けることが大切だと思います。ショートな結果にこだわりすぎず、あまり焦らないこと。他者と比較して思い惑ったりせず、自分のゴールを見据えて歩み続ける努力が必要になってくるでしょう。

 

 

多様な価値観を許容する

感染症と向き合う中で顕在化したことがあります。それは個々人の環境や思考によって、実に様々な価値観があるということです。例えば、息をする自由のためにマスク着用の義務化に反対するアメリカ人や、長引くリモートワークの不安から用もないのに出社する日本人など、感染の恐怖よりも「○○が大事」という価値観を理解しあうことは非常に難しいことです。これらは極端な例ですが、同じような価値観と思っていた職場や家族の間ですら、似たようなことが表面化しているのではないでしょうか。感染リスクの高い人と同居している、子どもを保育しながら仕事せざるを得ないなど、これらの異なる価値観を分断せずにその多様性を許容し、そして理解を深めていく。そのような捉え方が今後は重要になっていく気がします。

 

 

まずは肯定からスタート

お決まりのスタイルが上手くいっているとき、人はそのスタイルをなかなか変えようとはしないものです。今回のようなクライシスに遭ってはじめて、以前のスタイルにはいろいろと面倒があったことを思い出していくのです。ダメなところを見て見ぬふりをしていたのは、みんな一緒。ですから、今は自分を否定する時ではありません。まず、人には色々な価値観があることを認め、個々人を大切にすることで組織全体のモチベーションを上げる。そして、今が変わることへのチャンスと捉え、自分達のゴールを目指してジャンプアップすれば、自ずと成果となって現れると思います。まずは前向きに自分を信じて、仲間も信じて、肯定するところからスタートしてみませんか。諦める一歩先に成功はあるはずです。