まずは、プラチナ・カードとビジネス・プラチナ・カードについて、年会費やポイントプログラムなどの基本情報を確認しておきましょう。

参考：アメリカン・エキスプレス「プラチナ・カード」

参考：アメリカン・エキスプレス「ビジネス・プラチナ・カード」

年会費や基本カードの素材に違いはありません。大きく異なるのは、カードの利用目的と申込者の属性です。プラチナ・カードは、主にプライベートでの使用を想定しており、申し込み対象は「個人」。一方、法人カードであるビジネス・プラチナ・カードは、ビジネスでの支払いに適しているため、申し込み対象は「個人事業主もしくは中小企業経営者」です。

プラチナ・カード／ビジネス・プラチナ・カードともに、無料で発行できる追加カードも魅力です。

個人向けのプラチナ・カードは、家族カードを4枚まで年会費無料で発行可能。両親やパートナー、18歳以上の子どもなど、家族とプラチナ・カードの付帯特典を共有できます。

ビジネス・プラチナ・カードの追加カード^★ は、利用用途に合わせて2種類用意されています。

旅行傷害保険や空港ラウンジの無料利用など充実したサービスが利用できる、付帯特典ありの追加カード^★ は、4枚まで年会費無料で発行できます。また、ビジネスでの支払いを主な目的とした付帯特典がない追加カード^★ も、年会費無料で発行可能です。これらのカードは、特典の有無にかかわらず合計で最大99枚まで発行でき、利用目的や社員の業務内容に応じて柔軟に選ぶことができます。

プラチナ・カード／ビジネス・プラチナ・カードともに、ポイントを効率よく貯められる・使えるオプションのプログラム「メンバーシップ・リワード・プラス」も無料（通常は年間参加費3,300円［税込］）で登録できます。

参考：アメリカン・エキスプレス「メンバーシップ・リワード」

参考：アメリカン・エキスプレス「メンバーシップ・リワード・プラス」

プライベート用のクレジットカードで、会食や備品購入などビジネスに関する支払いを行った場合、金額や勘定科目の振り分けなどを確認・計上する必要があり、計上漏れや入力ミスのリスクもゼロではありません。しかしビジネス・カードは会計ソフトとデータ連携ができるため、金額だけでなく勘定科目なども自動的に会計ソフトに反映させることが可能。追加カード^★ を活用すれば、従業員の経費利用の透明性も担保されます。さらに、事業成長をサポートしてくれる付帯特典も活用できます。

では、どのような観点を考慮して、2枚のカードを検討するのがよいのでしょうか。たとえば、クレジットカードを使う場面や、どんなメリットを重視するかに注目して選ぶのも一つの方法です。

【個人用の「プラチナ・カード」がおすすめ】

• プライベートでの利用がメイン
• プラチナ・カードだからこそ体験できる特別なイベントに参加したい
• 旅行や補償など手厚いサポートを活用してライフスタイルを充実させたい
• 旅行やダイニングなどで受けられる優待を重視したい
• 家族にもクレジットカードの特典やサポートを共有したい

【ビジネス用の「ビジネス・プラチナ・カード」がおすすめ】

• ビジネスでの利用がメイン
• ビジネスをバックアップしてくれる特典を活用したい
• プライベートと事業の支払いを分離し、仕訳の手間を軽減したい
• 経費処理などの業務を効率化したい
• 従業員にも追加カード^★ を渡し、経費精算・管理の効率化やガバナンスの強化を図りたい
• 利用用途に沿って効率的に追加カード^★ を発行・利用したい

▼個人事業主がビジネス・カードを作るメリットは、こちらの記事で紹介しています

個人事業主がビジネス・カードを作るメリットやクレカを選ぶポイントを解説

▼プラチナ・カードのメリットについては、こちらの記事で紹介しています

プラチナ・カードを持つメリットは？アメックスならではの特典を厳選して紹介

おもてなしのプロでもあるコンシェルジェに、気軽にさまざまな相談・予約依頼をできるのも、プラチナ・カード／ビジネス・プラチナ・カードの魅力です。

たとえば旅行や出張プランの相談をはじめ、各種チケットやホテルの手配、旅先で訪れたいレストランの提案や予約まで、一気通貫で相談・予約の依頼が可能。ほかにも、大切な記念日やお祝いに相応しいフラワーギフトの手配、レストランの紹介や予約、会員制のゴルフクラブを紹介料なしのビジター料金で利用できるなど、プラチナ・コンシェルジェ・デスク／プラチナ・セクレタリー・サービスは多岐にわたり活躍してくれます。

個人事業主の場合は、出張や会食・接待などの細かい手配や、お相手の好みを見越した提案がビジネス発展の一助にもなり得ます。たとえば出張先など土地勘のないエリアでのレストラン探しや予約は、想像以上に時間を要するもの。自身は本業に注力できるよう、会食のレストラン探し・予約や出張手配は、信頼できるセクレタリーにサポートしてもらうのも一案です。

もしかすると、コンシェルジェ／セクレタリーから、ユニークな提案をもらえるかもしれません。新たな体験価値は、未来のビジネスを切り拓くためのアイデアの一助となるでしょう。

参考：アメリカン・エキスプレス「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」

参考：アメリカン・エキスプレス「プラチナ・セクレタリー・サービス」

さまざまな業務を効率化し、バックアップするビジネス・カードですが、そのなかでも多彩なサービスが付帯するのが、ビジネス・プラチナ・カードです。

ETCカードは、ビジネス・プラチナ・カードの基本カード1枚につき、20枚まで発行可能。追加カード^★ も、1枚まで年会費・発行手数料無料です。

参考：アメリカン・エキスプレス「ETCカード」

ビジネスの効率化にも貢献してくれるのが、ビジネス・プラチナ・カード。会計ソフトとデータ連携することで、経費の計上や振り分けを自動化できます。さらに、取引履歴や口座残高などのデータをもとにAIがキャッシュフローを予測し必要に応じてアラートを出してくれる「キャッシュフロー管理 by Moneytree」など、ビジネスの効率化に欠かせないサービスが備えられています。

参考：アメリカン・エキスプレス「弥生の会計ソフト優待特典」

参考：アメリカン・エキスプレス「クラウド会計ソフト freee会計」

参考：アメリカン・エキスプレス「マネーツリー」

参考：アメリカン・エキスプレス「キャッシュフロー管理 by Moneytree」

効率化だけでなく、ビジネスの拡大もバックアップ。たとえば、アメックスのビジネス・カード会員だけが参加できる「ビジネス・マッチング」は、オフライン／オンラインでさまざまな経営者と知り合うことが可能です。新規の取引先開拓やビジネス・パートナーの発掘に加え、さまざまな業界の情報収集や人脈の構築など、ビジネスに好影響を与える機会になるでしょう。

参考：アメリカン・エキスプレス「ビジネス・マッチング」

万が一に備え、サイバー攻撃や不正アクセスなどによる補償があるのも、大きな安心につながります。「ビジネス・サイバー・プロテクション」なら、サイバー事故や情報漏えいが原因で法律上の賠償責任を負うことで生じる損害に加え、事故時に必要となる事故対応関連費用を補償。

参考：アメリカン・エキスプレス「ビジネス・サイバー・プロテクション」

従業員のリフレッシュなどにも一役買ってくれるのが、ビジネス・プラチナ・カードです。国内外の社員旅行や団体旅行、日帰りの見学ツアーなど、要望に合わせて旅行代理店の専任チームにプラン作成から手配まで依頼できる「団体旅行専用かんたん手配サービス」を利用できます。注目したい点は、ビジネス・カードの利用で溜まったポイントを旅行代金に充当できること。貢献してくれた従業員に、忘れられない旅行をプレゼントしましょう。

参考：アメリカン・エキスプレス「団体旅行専用かんたん手配サービス」

プラチナ・カードもビジネス・プラチナ・カードも、アメックスだからこそ実現できるサービスが、ふんだんに備えられているクレジットカードです。

今回はそれぞれ特筆すべきサービスのみを紹介しましたが、キャッシュバックやボーナスポイントの付与など、お得なサービスをはじめ、紹介しきれないほどのサービスがあります。

家族と共に洗練された心地よさを体験できるプラチナ・カードと、ビジネスの飛躍をバックアップしてくれるビジネス・プラチナ・カードは、どちらも、オンラインで手軽に申し込むことが可能です。

単なる支払い手段という枠を超え、クレジットカードにどのようなサポートを求めるかを念頭に置いて検討しましょう。

参考：アメリカン・エキスプレス「プラチナ・カード」

参考：アメリカン・エキスプレス「ビジネス・プラチナ・カード」

▼クレジットカードの申し込みから受け取りまでは、こちらの記事で解説しています

クレジットカードの審査期間や発行までの日数・必要書類について解説

さまざまなサービスが受けられるプラチナ・カード／ビジネス・プラチナ・カードですが、センチュリオン・ラウンジの利用や世界的なホテルグループの上級会員資格で一流のサービスを受けられるなど、カードを所持するだけで、想像を超える体験価値を得られます。ビジネス・プラチナ・カードの場合は、ビジネスにおける盤石な補償をはじめ、包括的なサポートを受けられる強みも。

多忙な日々であるほど、深く満たされる時間には貴重な価値があります。プラチナ・カード／ビジネス・プラチナ・カードにサポートしてほしいシーンを具体的に想像し、プラチナのように輝く未来を見据えてクレジットカードを選びましょう。