個人事業主におすすめのクレジットカードとは?法人カードの選び方・メリットを解説
個人事業主におすすめのクレジットカードとは?法人カードの選び方・メリットを解説
更新:2026/08/10
公開:2024/09/30
更新:2026/08/10
公開:2024/09/30
個人事業主やフリーランスにおすすめのクレジットカードの一つが、法人カードです。法人カードは事業用の支払いを集約でき、経費管理や会計処理の効率化に役立ちます。個人事業主やフリーランスは、経費管理の効率化と確定申告の負担軽減、コスト削減にもつながる法人カードを、プライベート用とは別に事業用のために持つと良いでしょう。クレジットカードを分けていないと、どの支出が経費であるかの判断が難しくなるので、経費処理が複雑化してしまうからです。
本記事では、個人事業主向け法人カードの選び方やメリット・注意点、審査と必要書類、開業前の申し込み、会計ソフトとの連携に加え、「法人カードを選ぶ基準」を解説します。
個人事業主・フリーランスでも法人カードは作れる?
個人事業主・フリーランスでも法人カードは作れる?
個人事業主・フリーランスでも法人カードはつくれます。カード会社やカードの種類によっては、開業・独立前や開業して間もない個人事業主でも、申し込める法人カードが用意されています。早い段階から法人カードを持つことができれば、まとまった資金が必要になる開業費などの支払いに対応することもできるのでおすすめです。
ただし、どのカード会社でも法人カードの発行には審査があります。なお、個人事業主やフリーランスの場合、法人カードの名義は、屋号などではなく、申込者である事業主本人の個人名となります。
法人カードの審査や申し込み時に確認しておきたい情報
法人カードの審査や申し込み時に確認しておきたい情報
審査についてはどのカード会社も詳細を公表していませんが、個人事業主向けの法人カードの審査では、申込者個人の信用情報が主な審査対象になる場合もあります。そのため、開業して間もない個人事業主でも申し込めるカードがある一方、過去にプライベートで利用しているクレジットカードなどに支払いの遅延などがあると、審査に影響を与える可能性もあります。
・審査でチェック対象になる情報
一般的に、クレジットカードの審査では、年齢など申し込み者の属性情報と、クレジットカードやローンの利用・返済状況といった信用情報を総合的に確認して、支払い能力が判断されるといわれています。
・申し込みに必要な書類
カード会社により必要書類は異なりますが、個人事業主やフリーランスが法人カードを申し込む場合、一般的に必要になるのは本人確認書類です。どのような書類が本人確認書類として認められるかは、各カード会社のホームページなどであらかじめ確認しておきましょう。また、すぐに適切な口座を紐づけられるように、あらかじめ事業用の銀行口座を用意しておくと良いでしょう。
・開業前・開業直後の申し込み
カード会社によっては、開業・独立前でも法人カードに申し込める場合があります。ただし、申し込みには所定の条件がある場合もあるので、各カード会社のホームページなどで事前に確認しておきましょう。
ビジネスは、もっと輝く。
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アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード
法人カードと個人用クレジットカードの違い
法人カードと個人用クレジットカードの違い
| 法人カード | 個人用クレジットカード | |
| 主な利用目的 | ・事業の支払い | ・プライベートの支払い |
| 引き落とし口座 | ・法人格の場合は法人口座 ・個人事業主やフリーランスは屋号付き口座や個人口座 |
・個人口座 |
| 名義 | ・代表者(申し込み者)の個人名 ・従業員用の追加カードは、カード利用者の個人名 |
・申し込み者の個人名 ・家族カードは、カード利用者の個人名 |
| 付帯特典 | 会計連携・経費管理・出張サポートなど事業向けのもの | 旅行・ショッピングなどプライベートでの活用目的のもの |
| 利用額に応じたポイント付与 | 一般的にはアリ。ただし、特定用途向けの決済カード(パーチェシングカードなど)などはナシ | 一般的にアリ |
| 法人カード | 個人用クレジットカード | |
| 主な利用目的 | ・事業の支払い | ・プライベートの支払い |
| 引き落とし口座 | ・法人格の場合は法人口座 ・個人事業主やフリーランスは屋号付き口座や個人口座 |
・個人口座 |
| 名義 | ・代表者(申し込み者)の個人名 ・従業員用の追加カードは、カード利用者の個人名 |
・申し込み者の個人名 ・家族カードは、カード利用者の個人名 |
| 付帯特典 | 会計連携・経費管理・出張サポートなど事業向けのもの | 旅行・ショッピングなどプライベートでの活用目的のもの |
| 利用額に応じたポイント付与 | 一般的にはアリ。ただし、特定用途向けの決済カード(パーチェシングカードなど)などはナシ | 一般的にアリ |
▼法人カードと個人カードの違いはこちらの記事でも解説しています
個人事業主・フリーランスが法人カードを持つメリット
個人事業主・フリーランスが法人カードを持つメリット
個人事業主が法人カードを活用することで得られる主なメリットは、「経費管理や確定申告の効率化」「キャッシュフローの安定」「公私の支出の分離」「ポイントの獲得・活用」「ビジネスに役立つ優待」の5つです。
1)会計ソフトとの連携で、経費管理や確定申告の効率化が叶う
法人カードと会計ソフトを連携させることで、法人カードで決済した支出が自動的に会計ソフトに反映されます。計上漏れや金額の打ち間違いなどのヒューマンエラーを防げるほか、確定申告に必要な決算書の作成などの作業もスムーズに行えるでしょう。事業の支払いを法人カードに集約すれば、煩雑な会計業務を圧倒的に効率化でき、経費の一括管理も叶います。
2)キャッシュフローの安定・改善に寄与する
仕入れなどで法人カードを利用した場合、支払い先が数社にわたったとしても、実際に支払いを行う日は、クレジットカードの支払日のみです。カードを利用した支払いは、即日キャッシュアウトせず、カード会社への支払い日に集約されます。そのため、カードを利用した日から実際の支払日(カードの支払日)までの猶予が生まれ、資金の調整もしやすくなるでしょう。
また、資金がショートしそうな場合も、支払いまでの猶予期間で対策を講じられれば、借り入れによる返済利息など不要な出費を回避できる可能性もあります。
3)プライベートと事業の支出を明確に分離できる
事業の支払いを法人カードに集約すれば、プライベートと事業の支出を明確に分離できます。公私の支出を明確に分離し、法人カードと会計ソフトを連携させておけば、誤ってプライベートの支出を計上してしまうリスク防止にも役立ちます。
4)利用金額に応じたポイントを獲得できる
法人カードも、支払い額に応じたポイントを獲得できるのが一般的です。獲得したポイントは、備品の購入や法人カードの利用額に充当できるほか、年会費の支払いに充てられる場合もあります。獲得したポイントをマイルに移行できれば、出張費の節約につなげることも可能です。
5)ビジネスに特化した付帯特典や優待を利用できる
法人カードには、ビジネス向けの特典が用意されているのが一般的です。例えば会計ソフトの優待に加え、ETCカードの無料発行、備品購入の優待、出張時に役立つ空港ラウンジの利用などです。カード会社やカードの種類によっては、福利厚生を補う優待が用意されている場合もあります。
法人カードを持つ際の注意点・デメリット
法人カードを持つ際の注意点・デメリット
多くのメリットを享受できる法人カードですが、申し込み前に知っておきたい注意点もあります。主に次の4点です。
・年会費がかかるカードが多い
年会費が必要なカードも多く存在します。税理士など専門家に確認して会計処理を進めることが推奨されますが、法人カードの年会費は経費として計上が可能です。
・分割・リボ払いができない法人カードがある
カード会社やカードの種類によっては、分割払いなどに対応していない場合があります。事前に確認しましょう。
・実際の利用可能枠は審査後しか分からない
審査に通り法人カードが発行されたとしても、希望していた利用可能額に届かない場合も考えられます。カード会社によっては、必要なタイミングで利用可能額の増額を相談できる場合もあります。
・会計処理方法が現金払いと異なる
法人カードで支払った経費は「未払金」での処理が必要になります。詳しくは「法人カードと会計ソフト連携するメリット、経費の仕訳」で解説します。
法人カードと会計ソフト連携するメリット、経費の仕訳・処理方法
法人カードと会計ソフト連携するメリット、経費の仕訳・処理方法
法人カードと会計ソフト連携するメリットは、会計業務の効率化です。法人カードと会計ソフトをAPI連携させることで、カードの利用情報を自動で会計ソフトに取り込むことが可能となるので、レシートや明細を確認しながら手入力する必要がなくなります。会計業務にかけていた時間を有効活用できるようになるだけでなく、計上漏れや二重計上の防止にも役立ちます。会計ソフトによっては勘定科目も自動で反映されたり、確定申告の準備や必要書類の提出まで対応できたりする場合もあります。
・法人カードで支払った経費の仕訳は2回
法人カードを利用した場合、現金払いと異なり、法人カードを利用した日と、口座から引き落とされる日が異なるため、2段階で処理をする必要があります。まずは、勘定科目を「未払金」として一旦処理し、法人カードの利用額が口座から引き落とされたときに再度処理します。
- 法人カード利用時:(借方)経費/(貸方)未払金
- 引き落とし時(事業用口座の場合):(借方)未払金/(貸方)普通預金
具体的な処理は個別の状況により異なるため、税理士などの専門家に確認して行いましょう。
▼法人カード利用時の仕訳・経理処理方法はこちらの記事で解説しています
個人事業主・中小企業向け法人カード(ビジネス・カード)を利用すると確定申告が楽になるのは本当?法人カード利用時の仕訳や経理処理方法も解説
【個人事業主・フリーランス向け】法人カードの選び方
【個人事業主・フリーランス向け】法人カードの選び方
法人カードは個人事業主・フリーランスにとって、ただの決済手段ではなく、事業をスムーズに進めるための有効なツールだと考えましょう。個人事業主やフリーランスが自身にあった法人カードを選ぶ際に重要となる基準は、「会計ソフトとの連携」「事業に役立つ付帯特典」「年会費」「ポイント還元率」「利用可能枠」の5点です。年会費やポイントの還元率だけで決めず、経費削減やキャッシュフローの安定、経理・会計業務の効率化にどれだけ役立つか、付帯特典の価値は年会費以上のリターンになるのかという視点で選ぶのが良いでしょう。
1)会計ソフトとの連携ができるか
経理・会計処理業務を効率化するうえで、会計ソフトと連携できる法人カードであるかは、重要なポイントです。すでに利用している、または利用予定の会計ソフトに対応しているかを確認しましょう。連携できる会計ソフトや連携方法などから法人カードを選ぶのも一案です。
2)事業で活用できる付帯特典はあるか
自身の事業で活用できる付帯特典があるかも確認しましょう。例えば、出張が多いなら空港ラウンジの無料利用や旅行傷害保険、車での移動が多いならETCカードの無料発行、オンラインでの仕入れが多いなら購入時の補償など、活用シーンを想定して選ぶのも良いでしょう。
3)年会費のコストパフォーマンスは高いか
法人カードには年会費無料のカードもありますが、選び方のポイントのひとつは、法人カードの利用が年会費以上のリターンを得られるかという点です。付帯されているサービスを別途利用した場合にかかる費用や、利用可能額の柔軟性や補償内容や特典を確認し、バランスで判断しましょう。
4)ポイント獲得率と使い道がフィットするか
法人カードのポイント獲得率は、カード会社やカードの種類により異なります。ポイントの獲得率だけでなく、貯めたポイントの使い道(支払い金額への充当、備品との交換、マイルへの移行など)や有効期限もあわせて確認し、自身の事業への還元度合いを見極めましょう。
5)利用可能額(限度額)は十分か
経費の支払いに必要な金額をまかなえる利用可能額があるかは重要なポイントです。頻繁な出張、広告出稿費や仕入れなど、高額の支払いが見込まれる場合は特にしっかりと確認しましょう。明確な利用可能額は申し込み後の審査で決まり、カード会社やカードの種類によっては、カードの発行後に増枠を申請できる場合もあります。こういった条件も選ぶ際のポイントとなるでしょう。
個人事業主・フリーランスにおすすめなのは、会計ソフトとのAPI連携など業務効率化を叶える付帯特典や補償が充実したアメックスのビジネス・カード(法人カード)
個人事業主・フリーランスにおすすめなのは、会計ソフトとのAPI連携など業務効率化を叶える付帯特典や補償が充実したアメックスのビジネス・カード(法人カード)
時間やリソースの有効活用に役立つ付帯サービスや特典、補償やキャッシュフローの安定に寄与する柔軟な支払い方法の選択ができるアメリカン・エキスプレス(以下、アメックス)のビジネス・カードは、多岐にわたる業務を一人で担う個人事業主やフリーランス向けの法人カードです。
【個人事業主やフリーランスにおすすめのサービス例】
- 会計ソフト(弥生の会計ソフト、クラウド会計ソフト freee会計)とのAPI連携
- 請求業務効率化サービス「請求管理ロボ」(ROBOT PAYMENT)
- 一時的な利用可能金額の拡大など、状況に応じて相談ができる
- 仕入れの決済や経費のお支払いでポイントが貯まる
- 「あと分割」や「あとリボ」に支払い方法を変更可能
- 取引先やパートナー探しに活用できる、アメックス主催のビジネス・カード会員限定イベント「ビジネス・マッチング」への参加
- ショッピング・プロテクション®
※カードの種類によって利用できるサービス、特典は異なります。
※詳細や条件は各サービスのページでご確認ください。
※審査があるものもございます。
なお、アメックスのビジネス・カードの利用可能限度額は、カードの種類によってではなく、カード利用実績、支払実績によって決まります。さらに、「キャッシュフロー管理 by Moneytree」に登録すると、最大2,000万円までの利用可能枠の設定/増枠の申請を行うことも可能なので、高額の支払いが必要になる仕入れにも活用できます。
※ご利用可能枠はカード利用実績等によって決まります。ご希望に添えない場合がありますので予めご了承ください。
・アメックスが発行する3種類のビジネス・カード
| カード名称(リンク先で詳細が確認できます) | 年会費(税込) | 追加カード★(付帯特典あり)(税込) |
| アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード | 165,000円 | 4枚まで無料 5枚目以降は13,200円(1枚) |
| アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード | 49,500円 | 13,200円(1枚) |
| アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カード | 13,200円 | 6,600円(1枚) |
| カード名称(リンク先で詳細が確認できます) | 年会費(税込) | 追加カード★(付帯特典あり)(税込) |
| アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード | 165,000円 | 4枚まで無料 5枚目以降は13,200円(1枚) |
| アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード | 49,500円 | 13,200円(1枚) |
| アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カード | 13,200円 | 6,600円(1枚) |
★アメリカン・エキスプレスのビジネス・カードには、付帯特典がある年会費が必要な追加カードと、付帯特典がない年会費無料の追加カードの2種類があります。
年会費無料の追加カード(付帯特典なし)に関しては、
・判定期間内にカードのご利用がなかった場合、管理手数料として1枚につき3,300円(税込)を請求いたします。
・ビジネス・プラチナ・カード会員様は管理手数料を頂戴いたしません。
・ご利用判定期間は毎年4月1日~ 翌年3月31日(カード承認日の属する判定期間には管理手数料は発生せず、次の判定期間から算定対象となります)です。
・管理手数料は6月に請求いたします。締め日により、7月のご利用代金明細書に記載される場合があります。
詳しくは各ビジネス・カードの申し込みページでご確認ください。
参考:アメリカン・エキスプレス「中小規模企業の経営者・個人事業主向け ビジネス・カード」
アメックスのビジネス・カードの申し込みはオンラインが便利
アメックスのビジネス・カードの申し込みはオンラインが便利
アメックスのビジネス・カードは、24時間365日、オンラインで申し込み可能です。
参考:アメリカン・エキスプレス「ビジネス・カード」
アメックスのビジネス・カードに申し込む際には、「個人事業主」としての申し込みか、「法人」としての申し込みかを選ぶ必要があります。個人事業主やフリーランスの場合は、「個人事業主」を選択します。
・個人事業主として申し込む場合
申し込み画面で必要事項を入力・申し込み後、問題がなければカードが発行・発送されます。
カードの受け取りは、郵便局から届く「本人限定郵便到着のお知らせ」に沿って受け取り方法を指定しましょう。カードの受け取りを持って、本人確認も完了となります。
参考:アメリカン・エキスプレス「カードお申し込みからお届けまでの流れ(個人事業主)」
参考:アメリカン・エキスプレス「本⼈確認⼿続きについて」
個人事業主・法人ともに、申し込み後に入会審査が行われます。ビジネス・カードは申し込みからカード受け取りまで個人事業主の場合1週間程度の時間がかかるため、余裕を持って申し込みを行うようにしましょう。
アメリカン・エキスプレス®・
ビジネス・ゴールド・カード
個人事業主/中小企業をサポートする、アメリカン・エキスプレスのビジネス・カード
個人事業主/中小企業をサポートする、アメリカン・エキスプレスのビジネス・カード
アメリカン・エキスプレスのビジネス・カードは、スタートアップからエンタープライズまで世界中のビジネスオーナーに⽀持されています。
アメリカン・エキスプレス®・
ビジネス・ゴールド・カード
個人事業主/中小企業をサポートする、アメリカン・エキスプレスのビジネス・カード
個人事業主/中小企業をサポートする、アメリカン・エキスプレスのビジネス・カード
アメリカン・エキスプレスのビジネス・カードは、スタートアップからエンタープライズまで世界中のビジネスオーナーに⽀持されています。