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メールやはがき、封筒での「御中」の使い方は?「様」「各位」などとの書き分けも解説​

メールやはがき、封筒での「御中」の使い方は?「様」「各位」などとの書き分けも解説​

Work

2024/03/15 

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2024/03/15

メールや封筒での「御中」の使い方は?「様」「各位」などとの書き分けも解説
メールや封筒での「御中」の使い方は?「様」「各位」などとの書き分けも解説

「御中」の意味と正しい使い方

 

「御中」の意味と正しい使い方

 

「御中(おんちゅう)」は、企業や部署、公的機関など、組織や団体に宛てて文書などを郵送で送る場合に、送付先に敬意を表すために宛先に付記する敬称の一つです。「中の人」を意味する「中」に丁寧語の「御」を加えているため、「〇〇企画部御中」と書けば、「〇〇企画部の皆様へ」という意味になります。

 

メールや郵送物を送る際、基本的に1つの宛先に対して使用する敬称は1つです。そのため「〇〇様御中」「××会社御中 〇〇様」のように、他の敬称と併用することはありません。

 

個人宛のときには「××会社 〇〇様」と「様」を使い、企業や部署宛に送るときには「××会社御中」というように使い分けましょう。

 

また、キャンペーンなどの事務局宛の書類、クライアントに提案する企画書などの表紙に「××会社御中」と記載しても問題ありません。

さまざまな敬称の使い分け

 

さまざまな敬称の使い分け

 

「様」や「御中」などの敬称とは、相手に敬意を示すために使う言葉です。敬称にはいくつか種類があるので、基本的な敬称をご紹介します。

 

■様

最も多く使われる敬称です。宛先が「個人」の場合、相手の地位や年齢などに関係なく使用できます。主に個人名の後に付けますが、「ご担当者様」のように使われることもあります。

 

ただし、「社長」「部長」などの役職や肩書には「様」を付けません。肩書まで記載する場合は「××会社 社長 〇〇様」となります。

 

■殿

「様」と同様に、個人を対象とする敬称ですが、近年は上司から部下のように、上の立場の人が目下の人に対して使用するのが一般的です。また、官公庁が発行する公用文では、慣習的に「殿」が使われることもあります。「様」よりも敬意がこもっていると考えがちですが、相手によっては失礼だと感じさせてしまうこともあり、今ではあまり使われなくなっています。

 

■先生

教師や大学教授などの教育者、医師や弁護士などの士業を営む人、恩師などに使うことの多い敬称です。「先生」が敬称のため、「様」などは不要です。

 

■各位

関係者やグループなど、複数人をまとめて対象とするときの敬称です。対象の人数が多く、一人ひとりの名前を列挙するのが難しい場合などにも使います。「皆様」と同様の意味ですが、ビジネスシーンでは一般的に「皆様」よりも「各位」を使用します。「各」には「それぞれ」という意味があるため、「〇〇部 各位」など組織名や部署名と合わせ使用することで、「〇〇部に所属する皆様」という意味になり、一斉メールとして発信されていても、個人宛の連絡の意味合いが高くなります。「関係各位」とした場合は、「関係者の皆様」という意味です。

 

また、先生と同じく、「各位」のあとに「様」は敬称が重複することになるので不要です。

 

ただし、「お客様各位」「お得意様各位」という表現は敬称が重複していますが、「お客各位」「お得意各位」という表現に違和感があるという理由から、慣用的に使用されています。

 

■御方

貴人を敬うための敬称ですが、現代ではほとんど使われません。

ビジネスメールでの「御中」「様」「各位」の使い分け

 

ビジネスメールでの「御中」「様」「各位」の使い分け

 

一般的な敬称を紹介しましたが、その中で使用頻度が高いのは「御中」「様」「各位」ではないでしょうか。これらの敬称をビジネスメールで使用する際の使い分け、使用する際のポイントをご紹介します。

 

御中 … 企業や組織、公的機関に向け、担当者が特定できない場合に使用する

様  … 宛先が個人の場合に使用する

各位 … 関係者や顧客、特定の部署の全員を対象とした場合に使用する

 

ビジネスメールを送る際、最優先すべき敬称は「様」です。まずは、過去のメールのやり取りで個人名が記載されているかなどを確認しましょう。もしくは、社内で個別の担当者を知っている人がいないか確認するのも一案です。

 

個別の担当者が分かる場合は「様」、個別の担当者が分からない場合のみ「御中」を使用します。「各位」は多くの関係者や特定の部署全員が対象の場合のみ使用し、その場合「様」に優位性はありません。宛先が多く分かりづらい場合は、「各位」を使用するようにしましょう。

返信用封筒の敬称は「御中」に書き換える

 

返信用封筒の敬称は「御中」に書き換える

 

郵送物で返信用のはがきや封筒が同封されている場合、宛先(返信先)の宛名には慣例的に「行」「宛」「係」などの文字が記載されています。なぜなら、発送者は自分に対して敬称は用いないからです。

 

そのため返送用の封筒などを使用する際は、これらの言葉を二重線で消して「御中」や「様」などの敬称に書き換えるのがマナーです。

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